ウカンムリ日記
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皆さま、こんにちは。8月のあの酷暑は消えゆき、少し涼しくなりました。おかげさまでミール南壁アートウォールも完成し、一息つきました。

今回は制作者である画家のMADBLAST HIROさん(以下、HIRO)と守富環境工学総合研究所(Meel:ミール)所長の対談タイムをお送りします!

 

 

守富所長/まずはHIROさん、本当にお疲れ様でした!制作時はあまりに暑い日々で心配していました。

 

HIRO/皆さんにお気遣いいただき、ありがたく思いながら制作していました。守富先生や奥様、ご近所の方々にも良くしていただき感謝しています。ありがとうございました!

 

所長/苦労したことも多かったのでは?

 

HIRO/そうですね…苦労したというと、やはり壁のゴツゴツ感をどう塗っていくか?ということですね。下地塗りには1日半かかりました。アクションペイントで粗いタッチで表現するときも、そのゴツゴツ感があるために思い通りにするのが難しくて(笑)。それから、作品の大きさに対するバランスを見るのもとても勉強になりました。

 

所長/高さ8m超えの壁のキャンバスで、足場の足元は幅60cmと狭いわけですからねえ。HIROさんは足場にいると、絵全体を引いて見られないだろうから、どうやって作品づくりをしていくのかなと興味がありました。

 

HIRO/手元のラフはA4サイズなんですが、それに付けたグリッド(格子状の直線)と同様に、壁に付けたグリッドを基軸にして進めていきました。集中するときは1時間ぶっ通しということもあり、絵を描くというよりは「作業」に近かったですね(笑)。区切りごとに、下へ降りて全体像を見て…という繰り返し。作品の仕上がり具合に応じて、細かく下に降りて確認しながら進めていました。

 

所長/何度も言うけど、とにかく暑かったし、午前も午後も全身を陽に晒されてましたよね。天候に恵まれたというのか・・・8月13日の午前に少し雨が降ったぐらいで、お天道様は10日間、ほぼ皆勤賞!

 

HIRO/そうですね(笑)。皮膚が焼けるとやっかいなので、とにかく長袖を着て皮膚の露出を少なくしました。タオルを濡らして使ったりして、涼しさを取り入れる工夫とか。昔、着ぐるみに入る仕事を経験したことがあったので、それも役に立ったかな〜と思います(笑)。塩分は絶対に摂らないと!体力温存の基本ですね。

 

所長/友達の応援も励みになったのでは? 差し入れも多かったみたい(笑)

 

HIRO/はい、本当にそうなんです。先輩や友人が制作の様子を見に着てくれて、とても嬉しかったですね。いろんな差し入れもいただいて、飲み物を入れたクーラーボックスごと置いていってくれる人もいて。開けたらウイスキーの「知多」も入っていてびっくり!僕の誕生日と重ねてのサプライズだったのかな?と(笑)先生の奥様からのお水やお弁当の差し入れも、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

 

所長/なんと、制作中に誕生日!?

 

HIRO/僕は、誕生日には記念になる出来事を与えられる運があるみたいで(笑)。以前に賞をいただいた時も25歳の誕生日当日で、受賞の連絡前に、いきなり賞品が届きびっくりでした。

 

所長/HIROさんが熱心に制作する様子を見て、ご近所さんも「よくやってるな」と感心されていました。見守る人が、知らず知らずに増えましたね。

 

HIRO/現場を見に来た人から「ご苦労様」とねぎらわれたり、通りがかりの人にも「がんばってください!」と声をかけてもらいました。

 

所長/8月17日に完成し、足場を外したのが20日。私もずーっと足場を外す様子を見てましたが、あれはホントにすごかった。足場がなくなって作品を見た時はどんな感じ?

 

HIRO/足場が外れて絵があらわになった時は「やっぱでけえな」というのが第一印象(笑)。それまで足場の影が映っていたのがなくなって、すごいなと思いました。

 

所長/ずっと見ていた私としては、足場が外れて絵の全容が見えてくる様子をもっと多くの人に見てもらいたかったな〜という思いがわきましたね。そう、除幕式みたいに(笑)。足場があるとイメージしづらかった部分が、全体が見えてきてわかるというか。作品全体が見えていくプロセスをもっと細かくYouTubeなどで伝えるといいかもしれないなと。

 

HIRO/そうですね。おかげさまでSNSを通じてまわりの方々からの反応もわかり、プチバズってる感を味わいました!作品完成を伝えてくれたある人のSNSは2万ビューを超えたそうで。協賛してくださった絵の具メーカーさんも僕が制作した動画を社内の皆さんで見てくださったようです。今回挑戦させてもらって、やはり、アートがあることで「まち」が明るくなるのはいいなと。こういう面白い場所がある!すごいな〜!と思ってもらえるのが本当の成功じゃないかなと感じてます。

 

所長/全長130mのレトロ壁(問屋町二丁目協同組合商店街の南壁)のうち、窓のないミールの南壁にHIROさんの絵が完成したわけで!ミール以外の南壁は、どのビルにも窓があるから、その窓を活かすアートも面白そう。なんだか夢が広がっていくよね。

 

HIRO/なるべく多くの人に見て楽しんでもらって、それで次につながればいいなと。何より商店街の人たちが喜んでくださったら僕は嬉しいですね。

 

所長/ところで、制作過程を見ていてひらめいちゃったんだけど、あのウミガメの目をもっと強調しても楽しいなと。何かを埋め込んで、ある時間のある角度でみるとピカ〜ッと光るとか。

 

HIRO/なるほど〜。それは壁のゴツゴツ感を活かすという意味でも面白そう。埋め込むとしたら何がいいでしょう。

 

所長/ダイヤでもいいんじゃない?(笑)誰が最初に目までたどり着けるか競争が始まったりして。ミールだけに見る!観る! カメさんの目を光らせてみたいなあ、ハハハ。

 

所長の妄想が広がったところで、対談はおしまい。

皆さま、ぜひミール南壁のアートウォールを見にきてくださいね。

 

HIROさん制作の動画もお楽しみください!

 

 

 

写真は猛暑の8月某日。とにかく働き者のHIROさんと所長のツーショット。

2020 manatsu no mahiru no yume

(スタッフC)

 

 

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