皆さま、こんにちは。師走に入ったとたんに、気づけばもう後半。お忙しい日々のことと思います。
さて、今日は守富環境工学総合研究所(Meel:ミール)で来週からスタートする取り組み「ミールの人間図書館、はじめます。」について。
この取り組みをご説明する前に・・・。
「ヒューマンライブラリー」という言葉をお聞きになったことはありますか?これは2000年にデンマークで始まり、障がい者やホームレス、セクシャルマイノリティなど、社会のなかで誤解や偏見を受けやすい人々が「本」になって、一般の少人数の「読者」と対話をすることを基本に、世界中に広まりました。現在はいろいろな解釈や手法をもとに活動があるようです。
「人」を「本」に見立てる。それは言われてみればなるほど!ですが、なかなか発想できない着眼点ですね。本の表紙を開ければいろいろな物語が待っているように、人という本もさまざまな物語があることでしょう。
ミールの人間図書館では、その人の人生や暮らし、夢中になっていることなど、物語の一章や一節のように語ってもらい、読者である参加者がその物語を聞き、そして語り合う場になればと願っています。人間図書館はすなわち、人物多様性を研究する場でもあります!
ということで、まずはミールのスタッフ間ではじめてみたいと思います。人物多様、ユニークな人たちが集まっているので、きっとにぎやかな図書館になるのでは、と想像しています。
第一回目は12月26日(木)午後5時から、ミール3階にて。「本」となってお話をするのは2人。どんなタイトルの本か、目次なのかなと楽しみにしているところです。
(スタッフC)
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