皆さま、こんにちは。今日の岐阜は風も少なく穏やかな1日でした。
私は守富所長から宿題をもらい、本日は図書館へ。ワールドカフェについての本を借りてきました。ワールドカフェが誕生したのは1995年。ワールドカフェとは、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外にある自宅のリビングでアニータ・ブラウンさんとデイビッド・アイザックスさんによって始められた会話の手法のことで、カフェのようなくつろいだ空間や雰囲気のなかで、メンバーの組み合わせを替えながら、4、5人単位の小グループで話し合いを続けることにより、参加者全員で話し合っているような効果が得られるというものです。日本でもこの手法は広がりをみせ、異業種交流会や勉強会、まちづくりのための集まりなどで活用されています。
守富環境工学総合研究所(Meel:ミール)では、これまでのさまざまな事例なども参考にさせていただきながら、ワールドカフェの手法をミール風にアレンジして、いろいろな方が集い、話し合い聞き合う場づくりをしていきたいと考えています。ミールで行うワールドカフェとは?皆さんで話し合いたい内容とは?と、テーマも含めて考えていきたいと思います。
ところで、前々回のブログで書きましたが・・・、ミールのある岐阜市問屋町の「問屋町」は、といやまちか?とんやまちか?問題の続編です。
今日、調べ物をしていて『問屋町の女』(1983)という花登筐さんの小説があることを知りました(花登筐さんといえば『細うで繁盛記』などの脚本家としても大変有名ですね)。早速、国立国会図書館の書誌情報を確認しましたらタイトルの読みは「といやまちのおんな」となっていました。またまたこれで、といやまちに1票(笑)。
それはともかく、この本は、戦後、岐阜の問屋街でたくましく生きた女性が主人公だそう。36年前に出版されたこの本を、ぜひ読んでみなくちゃ!と思った私なのでした。
写真はミールのある問屋町2丁目の建物の裏側。大家さんのお話によりますと、元々は建物が背中合わせになって建てられていたのですが、開発時に建物がむき出しになったとのこと(イメージとしては、アップライトピアノが背中合わせに置かれていて、一台取り去ったら、ピアノの背面が見えちゃったという感じ?)
このレトロ感あふれる壁が続く風景に、アートごころをそそられる人もいるとか、いないとか・・。
バンクシーさんの「風船と少女」が似合いそうな壁だと思いませんか?
(スタッフC)
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